こんにちは、創です!
今日はプログラムの「型」について書いていきます。
型って何?
対象年齢や演奏時間により調整はしますが、kajiiは基本的にどこでも同じプログラムを演奏します。
年に1演目ぐらいは変わったりしますが、5、6年どの現場でも演奏している曲も多々あります。
アーティストであれば毎回趣向を凝らして工夫すべき、という声もありますが、この「型」を作ることこそアマチュアの方がまず目指すことだと思います。
なぜ型が必要?
コンサートでのお客様との出会いは一期一会。
だからこそ、自分たちにできる最高の演奏を見せる必要があります。
kajiiも今まで何十何百と曲を演奏してきましたが、自分たちの特性をフルに活かし、かつお客様に最高に喜んでもらえる演目というのは限られてきます。
例えばオーディションがあったとして、見せられるのは一曲と言われたときに毎回違う曲を演奏するでしょうか?
おそらく、最も自信があり喜んでもらえる曲を選ぶと思います。
また、kajiiは多くの場合初対面の方を前に演奏します。
リピーターの方を相手にプログラムを組むのであれば変化も良いですが、プロとして常に新規ファンの獲得も必要です。
やはり「初めての出会い」の型は必要だと考えています。
完成度を上げていく
同じ曲ばかり演奏していて飽きないの?ということも言われます。
これはやってみてわかったのですが…全然飽きません。
現場ごとの反応をこちらが楽しませてもらっています。
また、同じ曲でも少しずつですが演出も変わり、演奏内容もクオリティが上がっていきます。
「何を演奏しても面白い」と同時に、「何度見ても面白い」を追求していきたいなと思っています。
少しずつ変えていくこと
とはいえ、冒頭にも書いたように演目は少しずつ変わっています。
kajiiコンサートの基本の流れとしては
冒頭ではインパクトのある演目、テクニックを見せて掴み、
中盤では参加型でお客様と一緒に音楽を奏でて、
クライマックスでは会場一体となるような曲を演奏します。
中でも中盤の参加型コーナーでは毎年のように演目が変わっています。
対象年齢、参加人数、参加の仕方など工夫の余地が限りなくあるため、どんどんいいプログラムが生まれています。
ぜひご自分の「型」を追求してみてください!


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