こんにちは、創です!
今日はkajiiにとっての初めての仕事というテーマで書いていきます。
初めての仕事は何か
初めての仕事といってもいろいろあります。
人前で初めて演奏をした時のことか、少額でも初めて出演料を頂いた時のことか…
今回は、初めてまとまったお金を頂いた仕事ということにさせてください。
仕事の入ったきっかけ
kajiiは東京で結成しました。
最初は創&クマーマという名前で、クマーマがアコースティックギター、僕は様々なパーカッションを使ってお互いをサポートするというアコースティックユニットでした。
そうするうちクマーマが食琴を作り出し、これは面白い、日用品をテーマにした楽器縛りで活動していこうということになりました。
演奏し始めてすぐ、これは音楽ではあるが大道芸要素もあるという事に気づきました。
東京にはヘブンアーティストという制度があります。
結構厳しい審査があるのですが、一度通れば東京の様々な場所で堂々と路上パフォーマンス&投げ銭ができるというライセンスです。
登録しているのはプロの方も多く、まずはこのライセンス取得を目標の一つにしていました。
その後無事ライセンスが取れたのですが、初めての仕事は公開審査を見ていてくれたとある牧場のイベントでした。
どんな内容だったか
牧場の感謝祭ということで、同時多発的に色々なパフォーマーが演奏するというものでした。
土日の二日間、それぞれ3ステージずつ。
真冬の屋外なのでかなり寒かったことを覚えています。
ちなみに当時は車を持っておらず、楽器や衣装、音響機材など全て手運びしていました。
ギャラはいくらだったか
二日間合わせて消費税や交通費、宿泊費など全て込みで10万円という金額でした。
諸経費の事を考えると、一人一日2万円程度のギャラになるので大きな金額ではないのですが、まとまっていても10万円という金額は当時の自分にはすごいインパクトでした。
ヘブンアーティストについて
ヘブンアーティストのライセンスは、最低年1回は活動しないと更新できないという決まりがあります。
3年ほどは保持していたのですが、愛知に越してきてから毎年のパフォーマンスが難しくなり今では失効してしまっています。
ただ、ヘブンアーティストのホームページから来た仕事というのも何本かありましたので、確実に仕事の入り口の一つにはなっていました。
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その後
少しずつ人のつながりやメディア出演なども増え、じわじわと仕事が来るようになりました。
それだけで食べられるようになるには牧場の仕事からまだしばらく時間がかかりましたが、何のキャリアもない自分たちにオファーしてくれたことは本当に感謝しています。
以上、初めての仕事というお話でした。
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